毎年新しい機種のスマホが発売されています。
高性能なスマホは10万円以上が当たり前になっており、中には20万円を超えるものもあります。
そこまで高性能なものを必要ない方や少しでも出費を抑えたいという方におすすめなのが中古SIMフリースマホです。
中古SIMフリースマホは新品スマホよりも格安で購入でき、機種によっては1万円以下で購入することも可能です。
今回は1万円以下でおすすめの中古SIMフリースマホや購入時の注意点をまとめて紹介します。
中古SIMフリースマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1万円以下の中古SIMフリースマホをおすすめする理由
1万円以下の中古SIMフリースマホをおすすめする理由は、初期コストが抑えられて節約になるからです。
近年のスマホはどんどん値上がっている傾向にあり、高性能モデルであれば10万円以上することはもはや当たり前になりました。
中には新品でも2〜3万円ほどで購入できるスマホもありますが、エントリーモデルと呼ばれるスマホで、人によっては使い勝手が悪いこともあります。
中古SIMフリースマホであればエントリーモデルはもちろん、ミドルレンジモデルやハイエンドモデルも格安な価格で購入が可能です。
スマホは毎月利用料金が発生するので、スマホ本体代金を安く購入して節約するのがおすすめです。
1万円以下の格安中古スマホを購入する際の注意点4つ
1万円以下の格安中古スマホを購入する際の注意点は以下の4つです。端末の状態は必ずチェックする
1万円以下の格安中古スマホを購入する際には、端末の状態を必ずチェックしましょう。 特にチェックするべき項目は以下の通りです。- キズや汚れなどの使用感
- バッテリーの状態
- 劣化や欠品がないかどうか
格安の中古スマホは、キズや汚れなどのある端末が多いです。
細かいものであれば気にならないことも多いですが、グレードによっては使用感があります。
中古スマホショップではわかりやすいように写真が多く掲載されているので、使用感が許容範囲かどうか確認するようにしましょう。
また中古スマホは新品のスマホと比べてバッテリーが劣化しています。
場合によってはバッテリーの持ちが悪い端末もあるため、しっかりとバッテリーの状態も確認した上での購入がおすすめです。
とはいえ、中古スマホショップでは端末の状態を踏まえて商品ランクが決められているため安心です。
例えば「ReYuuストア」では以下の5つにランク分けされています。
- Sランク:未使用品
- Aランク:目立つ傷がなく非常にきれいな状態
- Bランク:細かな傷・薄いかすり傷があり、使用感がある状態
- Cランク:目立つ傷や擦り傷等があり、明らかな使用感がある状態
- Jランク:目に見えてダメージがあり、激しい損傷または破損している状態
赤ロムは買わない
スマホには「白ロム」と「赤ロム」があり、白ロムはSIMが挿入されていない端末のことを指します。
一方の赤ロムはキャリアからネットワーク利用制限がかけられており、利用できなくなっている状態の端末のことです。
赤ロムは不正に入手された場合や、端末代金の未納など何らかの理由で端末が使えないように制限がかけられており、制限が解除されない限り利用できません。
端末が赤ロムかどうかは、IMEI(製造番号)を活用すれば各キャリアサイトで確認できるので、必ずチェックしてから購入しましょう。
また、最初は使えてもSIMを挿入したあとに赤ロムになってしまう場合もあるため、中古スマホショップで購入する場合は交換や返金など保証してくれるショップがおすすめです。
最新のOSアップデートに対応していない場合がある
中古スマホは発売から何年も経っている端末が多いため、最新のOSアップデートに対応していない場合があります。
最新OSにアップデートができないとアプリのダウンロードができなかったり、セキュリティが甘くなったりして不便です。
特に中古スマホを長く使いたいと考えている方は、最新のOSアップデートに対応している端末を選びましょう。
個人間のフリマ・ネットオークションはトラブルに注意
中古スマホはショップだけでなく、フリマサイトやネットオークションなどでの購入も可能です。
しかし、個人間でのやり取りになるため、保証やサポートは一切受けられません。
いざ手元に届いてみたら写真には載ってなかったキズや破損、ロック状態で使えないなどのトラブルもあるため注意が必要です。
1万円以下の中古SIMフリースマホおすすめ5選
1万円以下の中古SIMフリースマホのおすすめ機種は以下の通りです。それぞれの機種について詳しく解説します。
各機種ごとに購入できる中古販売ショップも紹介しているので、購入したい方は参考にしてみてください。 (※)取り扱い端末についてはタイミングによってショップに在庫がない場合もあります。
Galaxy A21
- 5.8インチディスプレイ
- microSDカードに対応している
- 防水・防塵対応で安心して使える
- Android OSアップグレード4世代まで
- セキュリティ保証5年間の対象機種ではない
- OSは11で止まっている
Galaxy A21は2020年10月に発売されたスマホで、約5.8インチのディスプレイを搭載しているスマホです。
Galaxy A21のスペック | |
---|---|
ストレージ | 64GB |
OS | Android 10 |
サイズ | 約150×71×8.4mm |
重量 | 約159g |
バッテリー容量 | 3600mAh |
画面サイズ | 5.8インチ |
カメラ | 約1,300万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | ×(顔認証は対応) |
容量は64GBと少し少なめに感じますが、microSDカードに対応しているため最大1TBまで容量を増やせます。
防水・防塵にも対応しているため、子供のスマホデビューにもおすすめです。
またGalaxyではAndroid OSアップグレードは4世代まで、セキュリティ保証は5年間と謳っていますが、Galaxy A21は対象端末ではありません。
実際に対応OSはAndroid11で止まっているため、長く使いたいと考えている方はすこし注意が必要です。
- ReYuuストア
- イオシス
OPPO A5 2020
- 約6.5インチの大画面ディスプレイ搭載
- 超広角レンズを含むクアッドカメラ搭載
- 5,000mAh大容量バッテリー
- OSのサポートが終了している
- セキュリティパッチの更新が終了している
OPPO A5 2020は2019年11月に発売されたモデルで、約6.5インチの大画面ディスプレイを搭載したスマホです。
OPPO A5 2020のスペック | |
---|---|
ストレージ | 64GB |
OS | Android 9 Pie |
サイズ | 約163×75×9.1mm |
重量 | 約195g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
画面サイズ | 6.5インチ |
カメラ | 約1,200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | ○ |
メインカメラ、超広角レンズ、ポートレート、モノクロのクアッドカメラを搭載しており、写真撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
バッテリー容量も5,000mAhと大容量な点も嬉しいポイント。 ただし、OSのアップデートやセキュリティパッチの更新は2022年を最後に止まっています。
セキュリティを重要視する人はすこし注意が必要です。
- イオシス
- ゲオ
Xperia XZ3
- 約6.0インチの大型有機ELディスプレイ搭載
- 曲面フォルムで手に馴染みやすく持ちやすい
- Snapdragon 845+4GBメモリ搭載で十分なスペック
- OSのサポートが終了している
- セキュリティパッチの更新が終了している
- メーカーの修理受付が2023年6月で終了
Xperia XZ3は2018年11月に発売されたモデルで、シリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載したスマホです。
Xperia XZ3のスペック | |
---|---|
ストレージ | 64GB |
OS | Android 9 Pie |
サイズ | 158×73×9.9mm |
重量 | 約193g |
バッテリー容量 | 3330mAh |
画面サイズ | 6インチ(18:9縦長ディスプレイ) |
カメラ | 約1,920万画素 |
インカメラ | 約1,320万画素 |
ワイヤレス充電 | ○ |
指紋認証 | ○ |
約6.0インチの大画面ディスプレイを搭載しながら、曲面フォルムなので片手でも持ちやすいのが特徴となっています。
スペックも申し分なく利用できますが、OSのサポートやセキュリティパッチの更新が終了している点には注意が必要です。
またメーカーであるソニーの修理受付が2023年6月で終了することも発表されているため、故障した場合は修理ができません。
- イオシス
- ゲオ
iPhone7
- ホームボタン搭載で指紋認証ができる
- 片手で使えるコンパクトなサイズ感
- Apple Pay対応
- 発売から5年以上経過している
- 新版iOS 16のアップデート対象外
- 修理サポートは2025年以降わからない
iPhone7は2016年9月に発売されたiPhoneでホームボタンも搭載されており、指紋認証でのロック解除が可能です。
iPhone7のスペック | |
---|---|
ストレージ | 32GB |
OS | ios 10 |
サイズ | 約138×67×7.1mm |
重量 | 約138g |
バッテリー容量 | 1960mAh |
画面サイズ | 4.7インチ |
カメラ | 約1,200万画素 |
インカメラ | 約700万画素 |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | 〇 |
片手でも使いやすいサイズ感なので、持ち運びもしやすいです。
またApple Payにも対応しているので、キャッシュレス決済もスムーズ。
ただし、iPhone7は既に発売から5年以上が経過しており、最新のiOS 16へのアップデートは対象外となりました。
修理サポートは2024年までは継続が決定していますが、それ以降はどうなるかわからないため、すこし注意が必要です。
- ReYuuストア
- イオシス
- ゲオ
AQUOS R2
- 約6.0インチの大画面ハイスピードIGZOディスプレイ搭載
- ワンセグ・フルセグにも対応
- 静止画用カメラと動画用カメラのデュアルカメラ搭載
- OSアップデートは終了(Android 10まで)
- 故障修理受付も終了している
AQUOS R2は2018年6月に発売されたスマホで、約6.0インチの大画面IGZOディスプレイが魅力的なスマホです。
AQUOS R2のスペック | |
---|---|
ストレージ | 64GB |
OS | Android 8 |
サイズ | 約156×74×10mm |
重量 | 約181g |
バッテリー容量 | 3130mAh |
画面サイズ | 6インチ |
カメラ | 約2,260万画素 |
インカメラ | 約1,630万画素 |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | 〇 |
ワンセグ・フルセグに対応しているので、大画面ディスプレイのスマホでテレビを楽しみたい方にも向いています。
カメラはデュアルカメラを搭載していますが、静止画用と動画用という少し変わったカメラ構成になっている点も特徴のひとつです。
ただし、OSアップデートがAndroid 10で終了している点や故障修理受付も終了しているため、長く使いたい方は注意が必要です。
- イオシス
- ゲオ
1万円以下の中古SIMフリースマホを購入できるショップ
1万円以下の中古SIMフリースマホを購入できるショップは以下の通りです。 それぞれのショップについて詳しく解説します。ReYuuストア
- 全品保証付きで安心して購入できる
- 20以上の検査項目をクリアした商品のみの取り扱い
- 購入前も購入後もサポート体制がしっかりしている
ReYuuストアは商品ランクごとに最長1年間の保証が用意されており、初期不良や万が一の時にも安心して利用できます。
ネットワーク制限については、保証期間に関係なく対応してもらえる点も嬉しいポイントです。
販売されている端末はすべて20以上の検査項目にクリアしたものだけなので、状態が良いものを購入できます。
また購入前後も専門のスタッフがサポートしてくれるため、中古スマホの保有が初めての方でも安心して購入できるサイトです。
イオシス
- 在庫が豊富で選びやすい
- 当日発送に対応している
- 保証期間は最大3ヶ月(有料で延長可能)
イオシスは創業25年以上の老舗で実績のある中古スマホショップです。
在庫数も多く、スマホだけで1,200台以上あるため、他にないスマホでもイオシスなら見つけられるかもしれません。
また午前10時までの購入で当日発送にも対応しているため、急いでいる方にもおすすめです。
保証期間は中古端末の場合最大3ヶ月間ですが、月額300円の支払いで1年3ヶ月に延長することもできます。
ゲオ
- リーズナブルなスマホが豊富
- 店舗でも購入できる
- 初期不良は30日間の保証あり
ゲオはリーズナブルなスマホを豊富に取り扱う中古スマホショップです。
オンラインショップはもちろん、全国にある店舗でも購入できるため、実際に見て決めたい方にも向いています。
また、UQモバイルかゲオモバイルであれば端末とセットで購入できるため、手続きを一度に済ませたい方にもおすすめです。
初期化やクリーニングされた端末を販売しているのに加え、初期不良に関しては30日間の保証があるため安心して利用できます。
スマホは中古でお得に購入しよう!
中古スマホは新品に比べるとキズや汚れがあったり、バッテリーが劣化していたりと使用感がありますが、なんといっても格安で購入できるのが最大のメリットです。
高性能を求めない場合や古い機種でも良い場合は1万円以下でも購入できます。
格安スマホを購入して、最初にかかるコストを節約してみてはいかがでしょうか。
ReYuuストアをはじめ、中古スマホショップを定期的にチェックし、自分の気に入った中古スマホを探しましょう。