スマホが急に熱くなり、操作しづらくなった経験はないでしょうか。

スマホはモデルや使い方によって発熱の度合いが大きく変わり、気づかないうちに負荷が溜まって高温になることがあります。

 放置すると動作遅延やバッテリー劣化を招くこともあるため、正しい原因と対処法を知っておくことが大切です。

 この記事では、スマホが熱くなる原因と対処法について解説します。

いろいろ試しても改善しない場合は、スマホの買い替えも検討しましょう。

スマホが熱くなる原因

スマホは、利用環境やアプリの負荷によって温度が上がりやすい傾向があります。

 まずはスマホの発熱の主な原因を理解しておくと対策が取りやすくなります。

それぞれ、みていきましょう。

高負荷アプリ・ゲームの長時間使用

最新のゲームや動画編集アプリ、高画質な動画再生などは、スマホの脳にあたるCPUやGPUに大きな負荷をかけます。

 処理のために多くのパワーを使うため、スマホを長時間使い続けると内部で大量の熱が発生し、本体が急速に熱くなってしまいます。

特にグラフィックが綺麗なゲームや、位置情報を常に通信するアプリは負荷が高く、発熱の大きな原因となるので注意しましょう。

動画撮影・長時間のカメラ使用

近年のスマホカメラは高画質化が進んでおり、特に4K動画の撮影や高解像度での連続撮影は、高度な画像処理を伴うため本体に大きな負荷がかかります。

 膨大な映像データをリアルタイムで処理し続けることで、CPUやカメラセンサー自体が熱を持ち、短時間でも急激に高温になることがあるので注意しましょう。

充電しながらの操作

充電中はバッテリーが発熱しやすく、そこに操作負荷が加わることで温度がさらに上昇します。

 特にゲームをしながらの充電は最も避けたい組み合わせです。

高速充電の対応機種の場合、充電初期の熱が大きくなることもあります。

暑い環境・直射日光

直射日光下での使用や車内放置は、本体温度が外気温に引っ張られるため危険です。

内部の処理温度が高くなくても外気の影響で発熱が加速します。

夏場は特に、スマホを置く場所や使用時間に配慮することが大切です。

バッテリーの劣化

バッテリーが劣化すると、電圧が不安定になり、充電時や負荷がかかる際に熱を持ちやすくなります。

 例えば、バッテリー残量が低い状態で充電を始めると、発熱しやすい傾向が見られます。

体感的に「以前より熱くなりやすい」と感じる場合、多くは劣化が原因です。

一般的に、バッテリー容量が80％を下回った時が交換や買い替えを検討する目安とされています。

劣化を感じた場合は設定から現在のバッテリー状態を確認して、交換も検討しましょう。

スマホが熱いときの正しい対処法

スマホが熱くなった際は、まず負荷を下げて本体を落ち着かせることが重要です。

 誤った冷却方法を行うと故障につながることもあるため、正しい手順でクールダウンさせましょう。

ここでは安全性の高い基本的な対処法を紹介します。

ケースを外して放熱する

分厚いケースは熱を閉じ込めやすいため、外すだけで温度が下がりやすくなります。

特に耐衝撃系ケースは通気性が低く、発熱の原因になることがあります。

 熱くなったらまずケースを外し、本体を自然に冷ましましょう。

不要アプリ・バックグラウンドの停止

裏で動いているアプリが多いほどCPUの負荷が高まり、その結果温度も上昇します。

 最近使っていないアプリは削除して、負荷を軽減することが大切です。

定期的にメモリ状況を見直すことで発熱防止にもつながります。

一時的に電源を切る・再起動する

一時的に電源をオフにすると、内部処理が完全に停止し、スマホを効率よく冷ませます。

再起動によって不要なプロセスが整理され、熱の再発防止にも役立ちます。

数分間の休憩でも温度は大きく下がることがあるので、試してみましょう。

充電している場合は中断する

充電中のバッテリーは発熱しやすく、高温時の充電は劣化を早める可能性があります。

 特にワイヤレス充電は構造上温度が上がりやすいため控えましょう。

 熱さを感じたら一度充電を中断することが大切です。 それでも発熱がおさまらない時は、端末そのものに原因がある可能性もあります。

その場合は、買い替えなどを検討するのが良いでしょう。

やってはいけないスマホ冷却方法

スマホが熱くなると急いで冷ましたくなりますが、間違った方法は故障を引き起こす恐れがあります。

特に急激な冷却は結露を招き、内部基板に深刻なダメージを与えることがあります。

ここでは避けるべきスマホ冷却方法をまとめました。

それぞれ、みていきましょう。

保冷剤・冷蔵庫で急冷する

スマホを保冷剤や冷蔵庫で急冷すると、本体内部に結露が発生しやすくなります。

結露は電子基板をショートさせる原因となり、取り返しのつかない故障につながる場合があります。 冷やす場合は自然な放熱が最も安全です。

流水や水につけて冷やす

「防水スマホだから大丈夫」と水をかけたり、水につけて冷やすのは危険です。

 熱で防水パッキンなどのパーツが一時的に緩んでいることがあり、浸水故障のリスクが高まります。

また、急激な温度変化は内部結露の原因となります。 水冷は避け、風を当てるなどして自然に冷ましましょう。

発熱しにくいスマホの選び方

発熱しにくい機種を選ぶことで、日常のストレスを大きく減らせます。

特にチップや冷却構造の違いは発熱のしやすさに直結します。購入前にチェックしたいポイントをまとめました。

それぞれ、みていきましょう。

チップの性能や効率をチェック

スマホの発熱はチップに大きく左右され、性能が高いほど温度が上がりやすい場合があります。

 ただし最新の高効率チップは省電力性も向上しており、発熱が抑えられることもあります。 用途に合った性能ランクを選ぶことが大切です。

冷却構造（ベイパーチャンバー）の有無

冷却システムがしっかりしたモデルは、同じ負荷でも温度上昇が抑えられます。

 ゲーミングスマホは大きな冷却構造（ベイパーチャンバー）を搭載し、長時間の使用でも安定性が高い傾向があります。

 通常モデルでも冷却性能が明記された機種は安心です。

バッテリー容量や充電速度を確認

バッテリー容量も余裕があると、発熱しにくい傾向が見られます。

急速充電は便利ですが、充電速度が速すぎる機種は発熱が大きくなることがあります。

温度管理に優れたモデルなら過剰な発熱を抑えてくれるため、安全性が高いです。

買い替えにおすすめな中古スマホ販売店

予算を抑えてスマホを買い替えたい方には、中古スマホがおすすめです。

品質の良い商品を多く取り扱っている、おすすめの中古スマホ販売店を3つご紹介します。

価格だけでなくバッテリー残量や保証サービスもふまえて、チェックしてみてください。

ReYuuストア

ReYuuストアは高品質なスマホを多く扱っている中古スマホ販売店で、全品保証付きの安心できるオンラインショップです。

人気ランキングなどもあり、売れ筋の商品もわかります。

iPhoneやAndroidはバッテリー状態もしっかり記載されているため、状態の良い中古スマホが欲しい方におすすめです。

ゲオオンラインストア

ゲオは全国に1,000店舗以上の実店舗を展開していて、取り扱う端末のラインナップが豊富なのが魅力の販売店です。

実店舗が近くにあれば実際に商品を見てチェックすることができます。

ネットで中古スマホを購入するのは少し怖いと思っている方にもおすすめです。

セールやキャンペーンもあるので、タイミングによっては安い中古スマホが見つかる場合もあります。

イオシス

イオシスは、創業25年以上の実績がある中古スマホショップです。

 スマホの在庫は約20,000台以上もあり、豊富なラインナップから気になるスマホを選びやすいのが特徴です。

また商品はランクが細かく分かれており、予算に合わせて選びやすいのも魅力的です。

万が一、ネットワーク利用制限がかかってしまった場合でも、期間を問わず交換できる「永久保証」が付帯している安心感もあります。

スマホの発熱がおさまらない場合は買い替えを検討

スマホが熱い原因と対処法を解説しました。

ただし、端末の発熱がおさまらないときは、タイミングを待たずに早めに買い替えるのがおすすめです。

価格を抑えて買い替えられる、品質の良い中古スマホ販売店も紹介しました。 ぜひチェックしてみてくださいね。