この記事では、中古のiPhone 15 Proが買いな理由と選び方、購入するならどこが良いのかを解説します。
2023年9月に発売されたiPhone15 Proは、発売から約2年経過した現在でも中古スマホ市場で人気のモデルです。
上位モデルに相応しくハイスペックである一方、定価で20万円以上もする価格に躊躇してしまう人は多いのではないでしょうか。
ハイスペックなiPhoneを使いたいけれどできるだけ安く購入したい人は、ぜひ本記事を参考にしてiPhone15 Proを検討してみてください。
- 最新モデルと遜色ないスペックの高さ
- Apple Intelligenceに対応している
- 最新モデルより価格が安い
- 新品のiPhone15 Proは購入手段が少ない
- 中古で購入するなら保証は必須
中古iPhoneはどれがおすすめ?

2025年7月時点でおすすめの中古iPhoneはどの機種でしょうか?
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- 2機種ともApple Intelligenceに対応
2025年7月時点でおすすめの中古iPhoneは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxです。
最大の理由は、Appleの新機能「Apple Intelligence」を使用できる点でしょう。
Apple Intelligenceとは、文章の要約や生成、画像の加工などができる便利なAI機能です。
高い処理能力が要求されるのでほとんどの旧機種では使えませんが、最新のiPhone 16と同等の性能を持つiPhone 15 Pro/15 Pro Maxは対応機種に含まれています。
iPhone 15 Proのメリット・デメリット

iPhone 15 Proのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.6mm 幅:70.6mm 厚さ:8.25mm |
重さ | 187 g |
アウトカメラ | メイン:4,800画素 超広角:1,200画素 望遠:1,200画素(3倍望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB 1TB |
CPU | A17 Proチップ |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
端子 | USB-Cコネクタ |
バッテリー | ビデオ再生:最大23時間 ストリーミング:最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 |
高速充電 | 約30分で最大50%充電 |
カラー | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム |
ここからは、iPhone 15 Proのメリットとデメリットを見ていきましょう。
iPhone 15 Proのメリットとデメリットは以下の通りです。
- iPhone 16 Proとスペックはほぼ同じ
- Apple Intelligence対応
- 中古価格が安い
- 最新モデルより画面が小さい
- カメラのAI補正がない
- 新品の入手が難しい
実は、iPhone 15 Proと最新のiPhone 16 Proの性能差はそこまで大きくありません。
どちらもApple Intelligenceに対応しており、無理に高価な最新モデルを買わなくてもiPhone 15 Proで十分です。
特に、コストパフォーマンスを重視するなら、中古価格が安いiPhone 15 Proは魅力的な選択肢の1つでしょう。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクなど主要キャリアでの販売は既に終了、楽天モバイルでも一部在庫を除いて新品での入手は難しくなっています。
iPhone 15 Pro Maxのメリット・デメリット

iPhone 15 Pro Maxのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:159.9mm 幅:76.7mm 厚さ:8.25mm |
重さ | 221 g |
アウトカメラ | メイン:4,800画素 超広角:1,200画素 望遠:1,200画素(5倍望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 256GB 512GB 1TB |
CPU | A17 Proチップ |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
端子 | USB-Cコネクタ |
バッテリー | ビデオ再生:最大29時間 ストリーミング:最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 |
高速充電 | 約30分で最大50%充電 |
カラー | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム |
ここからは、iPhone 15 Pro Maxのメリットとデメリットを見ていきましょう。
iPhone 15 Pro Maxのメリットとデメリットは以下の通りです。
- iPhone 16 Pro Maxとスペックはほぼ同じ
- Apple Intelligence対応
- 画面が大きい
- 中古価格が安い
- 画面が大きく重量があるので片手操作がしにくい
- 新品の入手が難しい
iPhone 15 Pro Maxは、2025年時点でも全スマホの中でトップクラスの性能を備えたモデルです。
iPhone 15 Pro Maxと最新のiPhone 16 Pro Maxの性能差も、そこまで大きくありません。
どうしても最新モデルを使いたいという人でなければ、中古価格の安いiPhone 15 Pro Maxをおすすめします。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクなど主要キャリアでの販売は既に終了、在庫のある楽天モバイルを除いて新品での入手が難しくなっています。
話題のApple Intelligenceの特徴は?

Apple Intelligenceの特徴は、以下の通りです。
各機能の特徴を見ていきましょう。
文章生成
Apple Intelligenceの文章生成機能は、主に文章の下書き作成・書き換え・校正・要約などをサポートしてくれます。
例えば、メールの下書きの提案、文体の調整や誤字脱字の修正、長文のメールから要点を抽出することなどが可能です。
有名AIサービスの「ChatGPT」とも連携しており、文章生成の精度は非常に高いです。
文章作成への負担を感じているすべての人にとって、待望の機能と言えるでしょう。
画像生成/画像処理
Apple Intelligenceでは、「Image Playground」アプリを通じて好きな画像を生成することができます。
生成した画像は、個人利用の範囲内であれば自由に利用可能です。 また、代表的な画像処理機能に「写真」アプリの「クリーンアップ」機能があります。
AIが写真に写り込んだ不要なオブジェクトを判断し、画面をなぞるだけで自動的に削除し、もともとなかったかのように自然に補正してくれます。
優先通知
iPhoneは、ロック画面や通知センターでアプリからの各種通知を確認できます。
しかし、通知が多いと重要な情報が埋もれてしまいがちです。
Apple Intelligenceの優先通知機能は、こうしたたくさんの通知の中から、優先度の高い通知をAIが自動的に判断し要約してくれます。
優先するアプリは、「設定」アプリで細かく設定することが可能です。
「メール」の優先通知/要約
iPhone標準の「メール」アプリにも、専用の優先通知機能が搭載されています。
早急な対応が必要なメールをAIが判断し、受信トレイの最上部に固定表示してくれるので、重要なメールを見逃しにくくなります。
また、読むだけで時間がかかるような長文のメールでも、「要約する」ボタンをタップするだけですぐに要約を表示してくれます。
「Siri」の性能向上
iPhoneにはもともと音声アシスタントの「Siri」が搭載されていましたが、Apple Intelligenceと一体化したことでより自然な会話ができるようになりました。
これまで以上に音声で指示できることが格段に増えており、例えば「今撮影した写真をLINEで母に送って」という複雑な指示でも対応してくれます。
こうした複雑な指示への対応は、従来のSiriでは不可能でした。うまく活用すれば、自分で操作するよりはるかに効率的にiPhoneを使えそうです。
ライブ翻訳(iOS 26予定)
2025年末頃に予定されているiOS 26のApple Intelligenceは、待望のライブ翻訳機能が搭載されることが発表されています。
対応するアプリは「メッセージ」「FaceTime」「電話」の3つで、対応する言語は英語や中国語などの9言語です。
チャット中・電話中にテキストや音声を翻訳し、リアルタイムで字幕や音声で表示してくれます。
日本語対応はまだ先になりそうですが、国際化が加速する現代では海外の人とやりとりする機会が増えているため、心強い味方になってくれそうです。
中古iPhoneの選び方とポイント

では、中古iPhoneはどうやって選べば良いのでしょうか。 ここでは、中古iPhoneの選び方とポイントを見ていきましょう。
ネットワーク利用制限(赤ロム)
別名赤ロムと呼ばれるネットワーク利用制限とは、元の所有者がスマホの支払いを済ませていない場合や、不正な手段で入手した場合にかかる制限のことです。
ネットワーク利用制限がかかると、SIMカードを挿入しても通話やデータ通信が使えません。
きちんとした中古ショップであれば、必ずネットワーク利用制限(赤ロム)が明記されています。
購入しても使えないというトラブルに遭わないためにも、絶対に確認しておきましょう。
SIMロックが解除されているか
SIMロックとは、キャリアで購入したスマホが他社のSIMカードを挿しても回線が利用できないよう制限がかかっていることです。
例えば、ドコモで購入したスマホはドコモ系のSIMカードなら使えますが、auやソフトバンクのSIMカードは使えません。
ただし、2021年10月1日以降に発売されたスマホは、総務省の方針によってSIMロックはかからないようなっています。
今回紹介しているiPhone 15 ProやPhone 15 Pro Maxなら問題ありませんが、購入前には念のためSIMロックが解除されているか確認しておきましょう。
保証の有無
iPhoneに限らず、中古スマホは新品よりも故障する可能性がどうしても高くなります。
いくら安くても、買ってすぐに壊れてしまうのでは意味がありません。
修理や交換などの保証があるかどうかも考慮して、購入先を選ぶようにしましょう。
状態をチェックする
ネットで中古iPhoneを購入する場合は、手に取って確認できないので写真や記載された情報のみで判断する必要があります。
しかし、写真や文章ではわからないような傷や汚れなどがあるケースも少なくありません。
ほとんどの中古ショップは、こうした端末の状態を独自の基準でランク付けしています。
ランクが高いほど状態が良いことを表しているので、こちらも必ずチェックしておきましょう。
中古iPhoneを購入するならどこがおすすめ?
では、最後に中古iPhoneを購入するならどこが良いのでしょうか。 編集部おすすめの販売店は、以下の4つです。
ReYuuストア

ReYuuストアでは、赤ロムの無期限保証を受けることができ、商品ページでネットワーク利用制限の判定結果も確認できます。
- 赤ロムの無期限保証を受けられる
- 商品ページにネットワーク利用制限の判定結果が記載されている
- 商品の状態に応じて最長1年間の保証が受けられる
- メーカー認定整備品も取り扱っている
商品の状態によって最長1年間の保証と初期不良期間が設けられているため、購入後にトラブルが発生したときにも安心です。
メーカー認定整備品の取り扱いやバッテリー残量の記載など品質管理も徹底しているので、安全性や信頼性を重視して中古スマホを購入したい方におすすめです。
にこスマ

にこスマは、伊藤忠商事グループが運営するスマホ中古販売店です。
- 業界最長の1年間保証や厳しい品質基準
- 赤ロム永久保証
業界最長の1年間保証や厳しい品質基準を売りにしており、赤ロム永久保証もあるので安心して購入できるのはうれしいポイントです。
もちろん、iPhone 15 Proも取り扱っています。
ゲオオンライン

大手レンタルビデオショップのゲオが運営するオンラインショップで、中古スマホも取り扱っています。
- 30日間の初期保証
- 赤ロム永年保証
- 有料で最長3年保証も追加
- 在庫数はかなり充実
30日間の初期保証と赤ロム永年保証が付いており、有料で最長3年保証も追加できます。
iPhone15 Proを始め新旧のiPhoneを豊富に取り扱っており、在庫数はかなり充実しています。
整備済品(認定リユース品)
整備済品(認定リユース品)とは、販売会社が自社で整備し、独自の品質検査をクリアした中古スマホのことです。
- 品質が安定
- 在庫数はかなり充実
iPhoneの販売元であるApple、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア、Amazonなどの大手ECショップで取り扱っています。
価格は一般的な中古品よりもやや高めですが、品質は安定しており、保証も充実しています。
iPhone15 Proを始め新旧のiPhoneを豊富に取り扱っており、在庫数はかなり充実しています。
今買うならiPhone 15 Proが断然おすすめ!
ここまで、中古のiPhone 15 Proが買いな理由と選び方、購入するならどこが良いのかを解説してきました。
- 最新モデルと遜色ないスペックの高さ
- Apple Intelligenceに対応している
- 最新モデルより価格が安い
- 新品のiPhone15 Proは購入手段が少ない
- 中古で購入するなら保証は必須
iPhone 15 Proは最新のiPhone 16 Proとスペックがほぼ同じで、目玉機能である「Apple Intelligence」にも対応しています。
ほぼ同じスペックなら、価格が安いiPhone 15 Proがおすすめです。
既にApple Storeや大手キャリアでは販売終了しているため、現状では中古販売店や整備済品(認定リユース品)が選択肢となります。
本記事で解説した選び方を参考に、ぜひ自分にぴったりの中古iPhone 15 Proを見つけてください。