SIMフリーとSIMロック解除、似ている言葉ですが意味は全然違うことをご存知でしょうか。
中古スマホを購入する際は、SIMフリーとSIMロック解除の意味を理解しておかないと後々思わぬトラブルに発展する可能性があります。
そこで、本記事ではSIMフリーとSIMロック解除の違いについて徹底解説。 SIMロック解除のメリットや注意点もお伝えしていきます。
「SIMフリー」と「SIMロック解除済み」の違い
結論から先に述べますと、「SIMフリー」と「SIMロック解除済み」は、どちらもSIMロックがかかっていないという点では同じです。
では、「SIMフリー」と「SIMロック解除済み」の違いは何なのでしょうか?
次項より違いを詳しく解説していきます。
SIMフリーとは
SIMフリーとは工場出荷時点、つまり最初からSIMロックが掛かっていない端末のことを言います。
SIMロックが掛かっていないので、契約するキャリアなどを気にせず自由に選べるのが強みです。
SIMフリー端末は、主にメーカー直販サイトや格安SIM販売サイトなどで購入できます。
SIMロック解除済みとは
SIMロック解除済みとは、言葉の通りSIMロックを解除した端末のことです。
2021年9月30日以前にキャリアで販売された端末には、他キャリアで使用されないようにSIMロックが掛かっていました。
これを他のキャリアや格安SIMでも使えるようにする作業がSIMロック解除です。
SIMロック解除済みの端末なら、SIMフリーと同じように契約する通信事業者を気にせず使えます。
なお、2021年10月1日以降に発売されたスマホにはSIMロックがかかっていないため解除する必要はありません。
SIMロックの有無の確認方法
ここでは、SIMロックの有無の確認方法を解説していきます。iPhoneの場合
iPhoneの場合は、以下の方法でSIMロックの有無を確認することができます。- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- SIMロックの項目を確認
手順4のSIMロックの項目に「SIMロックなし」と表示されていればSIMロックは解除済みです。
なおiOS 13以前を搭載したiPhoneは、上記方法によるSIMロックの確認ができません。
iOS 13以前のiPhoneをお使いの場合は、契約している通信事業者にSIMロックの有無を問い合わせましょう。
Androidの場合
Androidでは、以下の方法でSIMロックの有無を確認できます。- ホーム画面の「設定」をタップ
- 「端末情報」もしくは「デバイス情報」をタップ
- 「SIMロックの状態」もしくは「SIMのステータス」を確認
手順3の「SIMロックの状態」が「許可」や「ロック解除されています」となっていれば、その端末はSIMロック解除済みです。
Androidの場合、機種によっては上記の方法でSIMロックの確認ができないことがあります。
その際は、契約中の通信事業者に問い合わせるなど他の方法も試してみてください。
なお、2021年10月以降発売の機種でSIMロックステータスが表示されない場合、SIMロックはかかっていないと考えてよいでしょう。
SIMロックを解除する方法は3つ
SIMロックを解除する方法は主に3つあります。- インターネットで解除する
- 店頭で解除する
- 電話で解除する
上記3つの中でもっともおすすめな方法が、インターネットで解除する方法です。
各キャリアの専用ページから解除手続きをすることでSIMロックが解除できます。
24時間いつでも手続き可能で待ち時間もないので、ある程度インターネット操作に慣れている方には一番おすすめの方法です。
SIMロックを解除するメリット
ここでは、SIMロックを解除するメリットについてご紹介します。通信キャリアの変更が簡単
SIMロックを解除する一番のメリットは、通信キャリアの変更が簡単になる点です。
SIMロックを解除すれば、今使っている端末のまま他社キャリアや格安SIMに乗り換えられるので、自分に合ったプランを選びやすくなります。
また、乗り換え時の機種変更も不要なため、面倒なデータ移行がないのも嬉しいポイントです。
海外でも現地SIMが使える
SIMロックを解除しておけば、海外でも現地のSIMが利用可能になります。
ただし、機種によっては海外用のSIMが使えない場合もあるので事前確認は必要です。
とはいえ、現地SIMは海外ローミングより価格が安く使い勝手が良いので、海外に長期滞在する方には大きなメリットとなるでしょう。
SIMフリー端末は売却しやすい
SIMロックを解除しておくと、端末を売却しやすいのもメリットの一つです。
購入後にSIMロック解除の手間がない中古の端末は、中古スマホ市場でも人気があります。
不要になった端末を売却する際は、SIMロックを解除しておくのがおすすめです。
SIMロック解除の注意点やデメリット
メリットに続いて、SIMロック解除の注意点やデメリットについてご紹介します。解除による端末故障は自己責任
SIMロック解除による端末故障は基本的に自己責任となります。
SIMロック解除後は故障サポートに対応しない通信事業者もあるので、この点は十分に注意しましょう。
SIMなど乗り換える必要がないときは、無理に解除しなくても大丈夫です。
対応してない通信会社もある
キャリアで購入した端末の場合、SIMロックを解除しても乗り換え先の通信会社に対応していないこともあります。
SIMロック解除済みの端末を中古ショップで購入する際は、利用予定の通信会社に対応しているかどうか必ず確認しましょう。
SIMロック解除の手続きが面倒
SIMロックの解除はネットや店頭などで行えますが、手続きを面倒に感じる方も多いようです。
特にインターネットの操作が苦手な人は店頭か電話で手続きする必要があり、時間も手間もかかります。
また、SIMロックという専門的な言葉に心理的なハードルの高さを感じる方もいるでしょう。
手続きが心理的にも物理的にも面倒な点は、SIMロック解除における最大のデメリットかもしれません。
SIMロック解除が面倒ならSIMフリースマホ販売店がおすすめ
SIMロック解除は、ネット操作に慣れている方にはそう難しくありません。
しかしながら、ネット操作に苦手意識がある方はSIMロック解除が面倒に感じることもあるでしょう。
SIMロック解除が面倒な方は、SIMフリースマホ販売店でSIMロック解除済みのスマホを購入するのがおすすめです。
ここでは、SIMフリースマホ販売店のおすすめを3つご紹介します。
ReYuuストア
ReYuuストアは、全品保証付きの安心できるSIMフリースマホ販売店です。
初期不良を含めた端末の不具合にしっかりと対応してくれるので、中古スマホが初めてでも安心して購入できるでしょう。
また、ReYuuストアでは中古スマホだけでなく未開封品や新品状態の端末も数多く取り揃えています。
中古品はもちろん、新品状態の端末もお得に購入できるのでぜひ一度チェックしてみてください。
- 全品保証付き&サポートも充実
- 徹底した品質管理で20以上の検査項目をクリアした端末を販売
- 中古品だけでなく、新品状態や未使用品も数多く取り揃えている
ゲオオンラインストア
実店舗もあるゲオでは、その店舗数を活かしてオンラインストアでも豊富な商品を取り揃えています。
全国の店舗から在庫が検索できるので、欲しい機種をピンポイントで見つけることが可能です。
また、ゲオの中古スマホは初期不良に対する30日間の保証もついています。
中古スマホの購入が初めての方も安心できるのではないでしょうか。
- 店舗数No.1を活かした豊富な品ぞろえ
- 中古スマホでも30日間の保証付き
- データ削除済&クリーニング済みで安心
イオシス
イオシスは価格の安さが特徴の中古スマホ販売店です。 中古スマホ販売店の中でも特に価格が安いため、スマホ代を抑えたい方におすすめです。
また、イオシスの中古スマホは3ヶ月の保証がついている他、赤ロムは永久保証してくれるなど保証も充実しています。
店舗数が多く在庫も豊富なので、欲しいSIMフリースマホが見つかるでしょう。
- 中古スマホの価格が安い
- 中古スマホでも3ヶ月保証&赤ロム永久保証
- 店舗数が多く、品揃えが豊富
SIMロックとSIMフリーの違い理解して快適なスマホ生活を
本記事ではSIMフリースマホとSIMロック解除済みスマホの違いを詳しく解説しました。似ている言葉ですが意味は全く異なるため、中古スマホを購入する際は注意が必要です。
SIMロック解除済みとSIMフリーの違いを理解して、快適なスマホライフを送りましょう。